食事を減らす×運動を増やすで体重は減ったのか?
ハードワーカーに短時間で素早く体力を回復させ、ハイパフォーマーに導く短時間回復法を提供している福島健二です。
引き締まった体になるには、食事量を減らして、運動すればいいというのが定説になっています。
これが本当なのかを7年間の追跡調査を行なった記録があります。
アメリカ国立衛生研究所が行なった研究で、およそ5万人の閉経後の女性を集めて、食事療法に関して7年半の追跡調査を行ないました。
研究対象となった女性のおよそ3分の1は、1年間にわたって、18種類の教育セッション、グループ活動などに参加し、自分の目標を声に出して宣言したり、個人的なアドバイスをもらったりしました。
また日々の食事は脂質を制限して、1日の摂取カロリーを20%削減し、野菜や果物を1日5回、穀物は6回取るように指示されて、運動量も増やすように指導されていました。
もう一方のグループの女性は、特に指導はなく、いつもと変わらない食生活を送るように指示され、何のアドバイスもない状態。
ちなみに研究開始時の平均体重は76.8キロで、被験者のなる人たちはアメリカの基準で“前肥満”のカテゴリーに分類される人たちでした。
この研究の目的は、医者に勧められた食事法を取り入れることで、肥満・心臓病・ガンなどが期待通りに減るかを追跡調査することでした。
この研究を始めて1年経った時、食事療法のカウンセリングを受けたグループは、体重が平均1.8キロ減りましたが、2年目になると体重が増え始め、、、
実験が終了する頃には、食事療法の指導を受けたグループと受けなかったグループで、体重に大差はありませんでした。
また一方のグループは運動量が増えたので、体が引き締まったかというと、ウエストは平均0.6センチ、ウエスト・ヒップ比の平均も0.82から0.83に増えていました。
食事量を減らして、運動量を増やして7年半継続した結果、太ってしまったという結果になってしまったのです。
つまり、「食事量を減らして、運動を増やしても痩せない」ということが、この研究で立証されてしまったというわけなんです。
なので、痩せようと思って、食事量を減らすのは、はっきり言って意味がないので、やめたほうがいいということになります。
じゃあ、何が体を太らせるのかというと、、、
それについてはまた次回にお話しします。
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