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肩こりを慢性化させる9つの原因とは?

2019/02/07
女性の横顔

【高崎市の痛くない整体】肩こりを慢性化させる原因は?


おなかに手で触れるだけで回復力を引き出し、活力に満ちた体をつくる整体師、高崎市の整体『群馬双龍門整体院』の福島健二です。


肩こりといっても、原因は人それぞれですが、長時間、パソコン仕事をしていると、肩が重くなって、首が張ってきて、頭痛がしてくる。


辛いですよね。


肩こりって肩に原因があることもあれば、体の他の部分に原因があることもあります。


今回は肩こりを慢性化させてしまう原因についてまとめてみました。

 

 

■肩こりを慢性化させる原因

 

 

1、揉みすぎ


肩こりで肩を揉まれると何が起こるかというと、筋肉の繊維ってすごく細いんで、切れちゃうんですね。


切れると筋肉はその部分を修復するために、カルシウムを出して切れたところを固めます。


筋肉の伸び縮みをしにくくして、肩こりなら肩の筋肉を動きにくくするんですが、、、


それを知らずに、動かしたり、ストレッチしたりして、筋肉を無理に動かしてしまうと、いらなくなったカルシウムが筋肉から抜けきる前に、また筋肉が切れてしまう。


そうするとまたカルシウムを出して固めて、、、ということを繰り返すことで、硬く伸び縮みできない筋肉が出来上がるというわけなんです。


で、筋肉って腱(けん)で骨とつながっているんですね。


筋肉が硬くなると、筋肉が骨を引っ張ってしまって、関節が本来持つ動きができなくなると、、、


もっと肩の動きが悪くなっていって、四十肩とか五十肩とかのように、少し動かしただけでも痛みがでる状態になります。


で、筋肉の動きが悪くなると痛みがでるわけなんですが、どうして痛みが出るのかというと、、、


肩こりで肩の筋肉の動きが悪くなると、体は筋肉の血行を良くしようとして、ブラジキニンという血管を拡げる物質を出すんです。


ただブラジキニンは痛みを起こす物質でもあるので、肩の筋肉に痛みが出てきてしまう。


これで肩こりが肩の痛みに変わってしまうというわけなんです。


結局のところ、肩こりで肩を揉むことは一時的には楽にすることができるかもしれませんが、長期的な視点で見れば、体を壊していくことになります。

 

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2、ストレス


過剰にストレスを受けた時も、肩こりが起こることがあります。


ストレスを受けた時、体は非常事態モードに突入します。


例えば、大勢の人の前に立つと緊張するって場面があったとします。


心臓の鼓動が早くなり、額に汗が流れ始め、筋肉が硬くなり始め、肝臓では血糖値を上昇させるため、グリコーゲンの分解が始まり、脳と筋肉にエネルギーを供給する。


体の重要な臓器に血液を集中させるために、末端の血管は収縮して、手足が冷たくなる。


こういった反応が体に自然に起こります。


で、仕事でストレスを受けた時、体は同じような反応を起こすんですね。


デスクワークで手足が冷えやすいというのは、ストレスが過剰にかかっている状態では起こりやすいってことなんです。


またストレスがかかっている時間が長くなると、自律神経の働きにより、肩こりを感じやすくなっていきます。


過剰なストレスは肩こりの原因になるのには、こういった理由があります。

 

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3、呼吸が浅い


肩こりの原因として、不十分な呼吸が関係していることがあります。


巻き肩や猫背の状態になると、背中が丸くなり、胸の筋肉が縮んだ状態になります。


胸の筋肉が縮むことで、その下にある肺の動きが悪くなり、呼吸が浅くなってきます。


本来なら100%息を吸える状態が、50%とか30%とかになってしまうと、いくら深呼吸をしても、30%しか吸えない肺ならば30%以上を吸うことはできなくなります。


この呼吸の異常が起きている人は多くなってきているのは、現代のライフスタイルから考えるとしょうがないのかなと思いますが、、、


身体が酸素不足になることで、体全体の機能の低下が起こって、肩こりだけでなく、体のいろんなところに不調が出てきます。


体温が下がったり、病気にもなりやすくなったり、疲れが溜まりやすくなって、体を休めても疲れが抜けなくなったりもします。


息が止まったときが、人間の最期になることを考えると不十分な呼吸が健康にとってマイナスなのは、簡単に想像できると思います。


呼吸が浅くなるというのは、肩こりの慢性化にも繋がってきますので、呼吸がしっかりと吸える状態を作っていくことが大事になります。

 

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4、ストレートネック


肩こりの方に多いのがストレートネック。


首の骨の自然なカーブが失われ、まっすぐに近い状態のことを言いますが、ストレートネックになっている場合が多いです。


ストレートネックになると、頭が前に出るため、首の骨を支えるために、筋肉が硬くなって支えるという状態になります。


また頭が前に傾く状態が長くなると、神経が頭の方に引っ張られて神経に弛み(ゆるみ)が起こってきます。


神経は脳から背骨を通って、全身に枝のように伸びています。


神経は背骨の中を通っているので、神経が弛んでしまうと、背骨に歪みが起こってきます。


そうすると、背骨の周りの筋肉は背骨を支えるために、筋肉を棒のように硬くさせて、背骨を支えるのです。


肩こりから始まり、背中の張りを感じるというのは、神経の弛みが起こっっていて、その弛みから、背骨の歪みを守るために、背中の筋肉を硬くさせた状態になります。

 

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5、内臓の状態・位置異常


肩こりの原因として、内臓が関係している場合があります。


冬の寒い時期に影響を受けやすいのは、中医学でいうと【腎(じん)】。


腎(じん)は腎臓や膀胱が含まれていて、骨や髪の毛といったところも含まれています。


寒くなってくるとトイレが近くなるというのは、腎(じん)が冷えてきたってこと。


腎臓は肋骨の下の背中側にあって、左右に1つずつあります。


腎臓が冷えると腰を支えている大腰筋と言われる筋肉や脊柱起立筋と言われる背中の筋肉に影響が出て、肩こりだけでなく、腰痛も出てきます。


寒くなってきて、肩こりと同時に腰痛が起こっている場合は、腎臓が関係していると考えられるのです。


また内臓の位置が本来の場所からズレてしまうことで、内臓自体の機能に異常が出たり、周りにある筋肉や骨に歪みや緊張を起こすことで、肩こりが起こることがあります。

 

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6、食べ物や薬からの重金属の蓄積


食べ物に含まれる重金属や化学物質は内臓や筋肉、脳と言ったところに蓄積されて、肩こりをはじめとした、様々な症状を引き起こします。


筋肉に重金属が入り込むと、筋肉を構成する筋繊維が伸び縮みしにくくなり、少し強く動かしただけでも切れるようになります。


筋繊維が切れると、体はその部分にカルシウムを分泌して、筋肉の修復をします。


カルシウムによって筋肉は硬くなるので、揉んだりしてしまうと、重金属で筋繊維が弱っているので、さらに筋肉は切れていってしまって、、、


揉んで切れて、動かして切れて、硬くなって、また揉んだり、動かしたりする。


こんな感じで筋肉を硬くする無限のループが出来上がってきます。


特にスポーツをしている人は、プロテインを飲んだり、ゼリー飲料を食べたりと、常に体に化学物質が入っている状態です。


筋肉や内臓に化学物質や重金属が溜まった状態で、激しいトレーニングや動きを続ければ、硬い柔軟性のない筋肉が出来上がります。


パフォーマンスは落ち、怪我をしやすくなるからこそ、食べ物には気を付けるのは当然のことになります。

 

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7、脊髄の癒着


脊髄って背骨の中の『脊柱管(せきちゅうかん)』という空間のところに通っています。


それで背骨の動きに合わせて、脊柱管の中を脊髄が上下に動いているんですね。


例えば、頭を前に倒すと、その動作に合わせて、脊髄が上に引っ張られるといった具合に。


でも、その脊髄と脊柱管がくっついてしまうと、体を動かした時に、脊髄と骨がくっついているので伸び過ぎるところが出てきてしまう。


ゴムの端っこを持って、一方を固定して、もう一方を引っ張るのと同じですね。


そうすると、神経で伝達されている体を動かす指令の中に「神経が伸び過ぎているよ〜」という信号が混ざります。


この信号が肩こりを起こしてきます。


脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)っていうのがありますが、これはこの脊髄が通っている脊柱管という場所が狭くなってしまったことで起こる症状です。


腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)が有名で、腰の痛みや脚のシビレなんかが起こります。


と、少し話がそれましたが、肩こりの場合は首の骨に脊髄の癒着が起こっていることが多いです。


ストレートネックと言われたことがある場合、脊柱管が狭くなって、脊髄とくっついてしまうと、必要以上に脊髄が引っ張られて、肩こりや痛みが出てきます。

 

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8、ストレッチのやりすぎ


ストレッチとは、筋肉を引っ張って伸ばすことです。


肩こりを感じている多くの人が、巻き肩で猫背という場合が多い。


背中が丸くなって、肩が前に出ている状態では、常に背中側の筋肉は伸ばされている状態。


なので、背中側の筋肉を伸ばすようなストレッチをしてしまうと、肩こりを悪化させてしまいます。


筋肉は細い筋繊維が束になってできていて、伸びきっている筋肉をさらに伸ばそうとしてストレッチをすると、簡単に切れてしまいます。


その時、ほとんど痛みを感じることはないので、気づくことはほぼありません。


で、知らないでストレッチが筋肉を柔らかくしてくれると信じて続けていると、どんどん筋繊維が切れていきます。


筋繊維が切れると、体の中では切れた筋繊維をつなぐために、カルシウムを出して、切れてしまった筋繊維を固めてつなぎます。


骨折した時にギブスする感じですね。


そんな感じで固めます。


当然、固めるので筋肉は硬くなりますが、硬くなったからほぐすためにストレッチをすると、また筋繊維に断裂が起こって、カルシウムで固めるということを繰り返します。


本来、カルシウムは筋繊維が回復した時点で、自然に体に吸収されていくんですが、、、


あまりに筋繊維の断裂を繰り返すと、回収できずに筋肉の中に留まることになります。


そうすると、固い筋肉になってしまうんです。


筋肉が硬くなると筋肉に栄養を届けている血管が圧迫されて、血流が悪くなります。


血行不良が起こり、さらに固い筋肉になっていきます。


血行不良が起こると、体の中では血管を拡張して、血流を良くするために、ブラジキニンという物質を分泌します。


ただブラジキニンは、血管を拡げるのと同時に、痛みを感じさせる物質でもあり、結構不良が起こることで、肩こりから肩の痛みへと変わっていくことになります。


こんな感じで、肩こりを解消するために行なっているストレッチも間違えて続けていると、肩こりだけでなく、肩の痛みに変わっていく危険性があるのです。

 

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9、体が冷えている


中医学では寒さや暑さが体調の変化を及ぼすと考えていて。


冬、寒くなってくると一番影響を受けやすいのが、【腎(じん)】と言われる部分。


【腎(じん)】は腎臓・膀胱などのことを表した総称になっています。


例えば、寒くなるとトイレが近くなりますよね?


これは【腎(じん)】が寒さの影響で、冷えたことによって起こっています。


で、【腎(じん)】と関係している筋肉もありまして。


それが体の後ろ側の筋肉。


足の小指から始まって、ふくらはぎ、裏もも、お尻、腰、背中、脇の下、肩、首、後頭部、頭頂部、目のきわまでつながっています。


体の中で一番大きな部分を占める筋肉で、肩や首ともつながっているので、【腎(じん)】が寒さの影響を受けて冷えると、肩こりや腰痛が起こりやすくなるんです。


冬の朝って寒いじゃないですか。


首と肩って布団の外に出ていることが多いので、冷えやすいんですよね。


それで朝起きた時に、肩こりがツラくなるっていうケースがあります。


あと【腎(じん)】が冷えると体のだるさも増すんです。

 

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■肩こりは体からのサイン

 

 

肩こりで肩の筋肉が硬くなっているからといって、もみほぐして無理にほぐしてしまっても、体にとって必要であれば、また肩の筋肉は硬くなります。


肩の筋肉や背中の筋肉を硬くさせているのには原因があるので、その原因が改善されない限り、どんなに揉んでも繰り返し起こってくるようになります。


それがわからずに、肩こりや背中の張りを揉み続ければ、筋肉が傷つき、さらに筋肉を硬くさせ、今度は動きに制限が出てくるようになり、痛みやシビレに変わっていきます。


肩こりの本当の原因を放置しておけば、どんどん症状は悪化します。


こういった見えないトラブルを検査を調べて、脊髄がくっついてしまった部分をスムーズに動くようにすることで、慢性的な肩こりや頭痛が楽になっていきます。


高崎市にある群馬双龍門整体院の施術は、強く揉んだり、体をひねったり、骨をバキバキと矯正することはありません。


人間の体は常に良い状態に戻ろうとする力が働いています。


体にどんな異常が起こっているのかを脳に伝えることで、体は自然と良い状態に戻っていきます。


群馬双龍門整体院の施術は、脳にそのことを教えてあげて、その人が持つ良い状態に戻る力を誘導することで、肩こりを楽にしていきます。


あなたが持っている力で、肩こりを楽にしていくので、副作用もなく安心・安全な施術方法になっています。


根本的に肩こりを改善したいという場合は、ご相談いただければと思います。

 

呼吸法ブレゼント

 

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